「花粉症にはヨーグルトがいい。」と以前話題になりましたが、どうしてヨーグルトが花粉症の症状改善に効果があるのでしょうか?
実はこれも“プロバイオティクス”効果のひとつである抗アレルギー作用のおかげです。
花粉症等のアレルギー患者には善玉菌の一種であるラクトバチルス菌が少ないことや、抗生物質を服用して腸内フローラが破壊された子供に、アレルギー患者の出現率が高いことからも、“プロバイオティクス”の働きが期待されています。
ヨーグルトとプロバイオティクス
よく誤解されることですが、ヨーグルトとプロバイオティクスはイコールではありません。
プロバイオティクス(Probiotics)とは1989年にイギリスの微生物学者フラー博士によって定義され、広く認知されるようになった考え方です。
その後定義の細かな変更があり、現在では「適正な量を摂取したときに有用な効果をもたらす生きた微生物」のことをいいます。その代表的なものが乳酸菌です。
しかし従来のヨーグルトに入っている乳酸菌は胃酸などの消化液により死んでしまい、ほとんど生きて腸まで届きません。
一方、乳酸菌の中でも一部のガセリ菌やビフィズス菌などは生きて腸まで届いて、腸の中で健康に有益な働きをすることがわかっています。
プロバイオティクスは健康に対するさまざまな効果を示し、また菌の種類や組み合わせによって効果が違うことがわかってきました。
例えば、免疫力を高める、内臓脂肪を減少させる、血中のコレステロールを減少させる、病原性大腸菌などの有害菌が腸に付着するのを阻止する、・・・等々。
プロバイオティクスは免疫を正常化する
花粉症などのアレルギーを発症するのは、免疫系に問題があると考えられています。特に花粉症は、飛散している花粉症が体内に侵入しようとするのを免疫細胞が察知して、侵入を防ごうとするために過剰に反応してしまうのが原因だといわれます。
現在多くの花粉症治療薬が販売されていますので、薬で治療をすることも可能ですが、薬の副作用を心配する人もいますし、何よりも薬は花粉症の症状を一時的に緩和するだけで、花粉症そのものが治るわけではありません。
最も副作用の心配がなくて、身体に優しい花粉症対策は、免疫力を正常に機能するように体質改善することです。
アレルギーになる多くの人は、食生活や生活習慣が乱れている場合が多いです。これを見直せば、花粉症等のアレルギーも次第に改善されていくというわけです。
免疫細胞は腸の近くに6割以上あるといい、だから腸内環境の機能を整えることが免疫系を正常化するのに最も有効な手段のひとつです。
プロバイオティクスが腸と紐づけられるのは、体内の微生物の多くが腸に棲んでいるからです。何十億もの細菌が腸に棲んでいるのですから、これを善玉菌優位の状態にすれば、免疫系を正常化して、花粉症にもいい影響があるのは容易に想像できると思います。
その免疫を正常化するために有効なものがプロバイオティクスであり、プロバイオティクスを最も効率的に、そして負担をかけずに摂取できる手段がサプリメントなのです。
ヨーグルト以外でもプロバイオティクスは摂れる
ライフプラスのデイリーバイオベーシックスには、腸の調子を整える食物繊維が豊富に含まれており、便をやわらかくする水溶性繊維を8グラム、便のかさを増やす不溶性繊維を5グラム、計13グラムがバランスよく配合されています。
オオバコ種子皮末とオオバコ種子、マルトデキシトリン水溶性繊維、グアールガム種子内胚乳、亜麻子、アルギン酸塩などの食物繊維を配合することによって、1日に必要な食物繊維の50%を補うことができます。
さらに、ペントナイト、ビートルート、乳酸菌、クログルミ葉といった腸をきれいに掃除してくれる浄化成分や、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌や乳酸菌といったプロバイオティクスも豊富に含まれてますので、有益な腸内細菌(善玉菌)を増やし、腸内フローラを正常に保つ効果が期待できます。
プロバイオティクス(ProBioTxTM)安定化プロバイオティクスブレンド1回当たりの摂取量に、約3億5,000万の善玉ミクロフローラ(アシドフィルス菌 DDS-1TM、ビフィドバクテリウム属ビフィズス菌、ブルガリア菌、乳酸球菌)を含むことで、腸内環境を改善します。