花粉症の原因は体内毒素?
人体には、体内に取り込んだ毒素を排出するデトックス機能が備わっていますが、そのデトックス機能を超える量の毒素が入った場合は、体内に蓄積されていきます。
その毒素とは、PCBや、ダイオキシン、あるいは、残留農薬、建築資材などから出るいわゆるシックハウス症候群の原因となるようなホルムアルデヒドなどの化学物質などです。
その他にも、鉛やカドミウム、水銀、ヒ素、アルミニウム、ベリリウムなどの有害ミネラルが有害な物質と考えられています。
これらの物質が体内に入ると、さまざまなところに蓄積されて、その結果、花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息のようなアレルギー症状を引き起こすのです。
人の体は、有害物質が入っても、ある程度なら自分の力で排出することができます。しかし、それでも70パーセント程度で、それが便と一緒に排泄され、便秘がちな人の場合は、また体に再吸収されてしまいます。
これらの有害物質は、活性酸素を発生しやすくしたり、腸内の善玉菌にダメージを与えたりして、腸の免疫力を低下させてしまいます。
デトックスで花粉症改善
私たちの体内に入り込んだ有害物質は肝臓で分解されます。その後、便や尿、汗などで排出されます。
割合としては、便が75%、尿が20%、汗が3%で髪と爪で排出される毒素は1%と言われています。
便の割合がとても高いため、便秘にお悩みの方は有害物質を体内に溜め込んでいる危険な状態だと言えます。
そこで、デトックスを効果的に行うためには、まず便秘解消を第一に心掛けることが最も効率的だと言えます。
食物繊維で便秘解消
便秘を解消してデトックスを促すために最も有効な手段は何と言っても食物繊維です。
ひとことで食物繊維といってもいろんな種類があります。大きく分けると水に溶けやすい 「水溶性」 と、水に溶けにくい 「不溶性」 に分けられます。
水溶性食物繊維はコレステロールや血糖値の改善に効果があります。
水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維で、腸内で水分を抱え込んでヌルヌルとしたゲル状成分となり、有害成分を吸着して排泄させる効果があります。
特有の粘り気があるため、胃から小腸へと移動する時間がかかり、小腸では、そのヌルヌルが栄養素を包み込んで体内への吸収を緩やかにする効果があります。
特に、ブドウ糖の吸収を緩やかにする働きがあるので、食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれる効果があり糖尿病の予防に効果的なんです。
また、コレステロールの吸収を抑える働きもあることから生活習慣病の予防が期待出来ます。その他、乳酸菌などの善玉菌を増やす効果も知られており、腸内環境の改善に効果的なんです。
一方、不溶性食物繊維は便秘やダイエットに効果があります。
不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維です。水分を吸収して数倍から十数倍に膨らみ、腸壁を刺激して腸のぜん動運動を高めます。便秘解消、腸の病気の予防などの効果があります。
大腸内を通過するときに、水銀やカドミウムのような有害金属や、発ガン物質のダイオキシンをはじめとする有害物質を吸着し、一緒に排泄する働きもあります。
また、よくかまないと食べれないのでそしゃく回数が増えますし、胃の中で膨らむので、食べすぎを防ぐことができ、余計なカロリー摂取を防ぐことができます。
デトックスには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく摂取する必要があります。
便秘で悩む人は、花粉症等のアレルギー疾患以外にも、食欲不振になったり、疲れやすくなったり、あるいは、肩こりや腹痛、肌荒れ、吹き出物、さらに、動脈硬化や高脂血漿、糖尿病などになる可能性が高いと言われています。
そうなると、交感神経の刺激興奮が続いて、自律神経失調症の諸症状が出やすくなります。
たかが便秘と思っていると、大変なことになってしまう場合も多いのです。
そうならないためにも、日頃から食物繊維をバランスよく摂取したいものですが、現在の食生活や生活環境では難しい面も多々あります。
そのような場合は、サプリメントでビタミン・ミネラルとともに食物繊維を補いましょう。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含み、必要量のビタミン・ミネラルを100%含み、プロバイオティクスや酵素まで配合されたサプリメントがライフプラスのデイリーバイオベーシックスです。